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東北自動車道古川ICから米山方面へ、目指すは北上川の下流近くの「平筒沼」
北上川の文字を見ただけで浅田次郎の描いた「壬生義士伝」の吉村貫一郎の言葉を思い出してしまった。
「南部盛岡は日本一の美しい国でござんす。西に岩手山がそびえ、東には早池峰。
北には姫神山。城下を流れる中津川は北上川に合わさって豊かな流れになり申す。
春には花が咲き乱れ、夏は緑、秋には紅葉。冬ともなりゃあ、真綿のごとき雪こに、すっぽりとくるまれるのでござんす」
もちろんここは盛岡ではないが、吉村貫一郎が脱藩して行った時もたしかに小雪降る中だった。吉村貫一郎もここを通って江戸へ向ったのだろうか・・・
などと感慨にふけっているうちに「平筒沼」へ到着。
国有林122ha、民有地150haに囲まれ、満々と清水をたたえた周囲約5kmの大沼。
米山町の南東部に位置し、春は桜が咲きみだれ、夏はへらぶな釣り、そして冬になると白鳥が飛来する。
沼の中央に浮き橋があって対岸とを結んでいる。
白鳥を横目に橋を渡ると雪に覆われたなんとも奇怪なオブジェがあるではないですか。
そうなのです。全面を雪に覆われたこのオブジェこそが、今回の我々の仕事相手なのです。
コンクリート製の遊具なのでした。
本当に真綿のごとき雪こに、すっぽりとくるまれながら
クラック補修及び偽木迷彩塗装を行いました。
厳寒状態でも施工可能なシンコースーパーセラの強みでしょうか。
零下を下回る雪降る中での作業でした。
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